TITLES

Kidnapped!

KIDNAPPED!

"Mr. Brown. Just say what I told you to say." - Willson

Suspense / Comedy

[Level 2]

STORY

閑静な住宅街で起こったある誘拐事件。通報を受け、担当刑事らが現場に急行する。ベテラン刑事ウィルソンとその部下、チェルシーの2人だ。しかし、事件発生から数時間が経過しても、犯人からの要求は無い…。張り詰めた空気の中、電話器の前でじっと待ち続けるウィルソン、そして愛する子を奪われ、うろたえるばかりのブラウン氏。長い沈黙に耐えながらも、誘拐事件のスペシャリストであるウィルソンは確信を持っていた。必ず犯人からの連絡があるはず…。そして、ついに電話が鳴った!誘拐犯との電話での緊迫したやり取りを描いたサスペンスフルな物語。意外な事件の結末とは、果たして?

LUCKY ELEPHANT

LUCKY ELEPHANT

"Hey, it is an elephant. What does that mean?" - Will

Drama

[Level 5]

STORY

帰路につくウィルの足どりは重かった。会社で起こった今日の出来事は、勤勉に12年間働き続けてきた彼にとって、耐えがたいものだった。「これから、どうすればよいのか…」答えの出ない質問を自分に問いかけながら、もう人気の無くなった夜の街をぼんやりと歩んでいるうちに、気が付くと彼はあるバーの前に立っていた。そこはかつて仲間たちといつも共に過ごしていた思い出の店。最後にここにやってきたのはいつの日だっただろう…。すでにバーは閉店時間を過ぎていたが、ウィルはドアを開ける。ひとり店の後片付けをしていた店主のドンは、打ちひしがれた様子のウィルにやさしく声をかける。過酷な現実と絶望の中に主人公が見つける小さな希望とは?ビジネス・経済関連の表現も盛り込まれた大人の人間ドラマ。

WHO AM I?

WHO AM I?

"Are you... close to me?" - Daniel

Drama / Love story

[Level 3]

STORY

目が覚めると病院のベッドの上にいたダニエル。しかも彼の前に次から次へと見も知らぬ人々が現れ、親身になって世話をしてくれたり、昔の話を聞かせてくれたり、時には涙を流してくれたり…。そして、皆、きまって最後は寂しそうな顔で去っていく。「また来るからね」、そう言い残して…。ダニエルは彼らが誰なのか、全く覚えていないのだった。ダニエルはある事故によって記憶を失っていた。このまま永遠に記憶を取り戻すことはできないのか…。不安の中、ベッドでぼんやりと天井を見つめることしかできない彼の前に、ある女性が現れる。ベロニカと名乗るこの女性は、他の人たち同様、やさしく語りかけてくれるのだったが…。彼女との会話から、ダニエルは確かに感じたことのある何かに気が付く。それは…。

THE BATTLEFIELD

THE BATTLEFIELD

"There was a huge egg waiting for our arrival." - Sperm

SF / Drama

[Level 3]

STORY

これはあなたがこの世に生を受ける、ほんの少し前に、ひょっとしたら起こっていたかもしれない物語…。そこでは、数えきれないライバル達を相手に、命を賭けたレースが行われていた。そんな中、偶然、隣同士でこの戦いに挑んだ「2人」が、互いに励ましあい障害を乗り越えるうち、固い友情に結ばれる。途中で脱落することなく、先頭に躍り出る2人。ゴールは「卵子」と呼ばれる場所らしい…。しかし、ついに目的地にたどり着いた時、2人は大きな選択を迫られるのだった。生まれてきたからには、誰もが人生の主役であり、そして勝者であり、生きるための強い心を持っている、そんなメッセージを感じさせる作品。コミカルなシチュエーションの中にしっかりと描かれたドラマをお楽しみください。当プログラムきっての異色作。

NATURE CALLS

NATURE CALLS

"I'm sorry but I'm in a little hurry." - Buck

Comedy

[Level 2]

STORY

主人公バックは、人には言えないある悩みを持っていた。彼の悩みとは…、極度の「潔癖症」。特にトイレに関しては並々ならぬこだわりを持ち、屋外の公衆トイレを使うなんてもってのほか。外出時は常に我慢と隣り合わせの日々だ。そんなバックに一大事が起こる。野外フェスティバルを訪れたバックは、その帰り道、小さな方をもよおしてしまって…。公衆トイレへの誘惑と戦いながら、異様な小走りで我が家へと急ぐバックに次々と襲いかかるピンチの数々!よりによって今!?最後には、バックが心を寄せるセクシー美女まで登場して誘惑してくる始末。果たしてバックの運命は?そして最後にバックが選んだ驚きの行動とは?とにかく理屈抜きで何も考えずに楽しんでほしいナンセンスコメディです。

AFTER-HOURS

AFTER-HOURS

"Okay. Let's get down to business." - Paul

Office / Comedy

[Level 3]

STORY

保険会社の人事部で勤務するポールに、同僚にして親友のベスから切実な社内メールが届く。翌日のプレゼン資料作成をどうしても手伝ってほしい…。このプレゼンには、ベスの宿敵である上司Dが出席することは前から聞いていた。事あるごとに細かい文句をつけてくる彼を黙らせたい。そんなベスの気持ちは分かるが、ある理由からどうしても定時で帰宅したかったポール。早々に仕事を切り上げ、ベスの部署まで声をかけに行く。ところが、親友の切羽詰まった表情に結局NOとは言い出せず、彼女の手伝いで残業をする羽目に…。物語は、真剣なビジネストークに始まるが、仲の良い2人だけに、気が付けば会話はあちこちに脱線し始めて意外な方向に展開していく…。きっとあなたも共感できる?ビジネスドラマ/コメディです。

BRIDGE

BRIDGE

"You are going to kill yourself, aren't you?" - Will

Human / Drama

[Level 4]

STORY

ある晩、橋の上から身を投げようとしている男がいた。彼の名前はサム。妻と娘に別れの言葉を告げ、彼が意を決して飛び降りようとしたその瞬間…。別の男が、彼を呼び止める。彼の名前はウィル。彼もまた、その橋から、この日、この晩、命を絶つことを決めた男だった。人生に絶望した2人の男性が、信じられない運命の偶然で、出会い、そして言葉を交わし合い…。時にコミカルに、時にドラマチックに対照的な2人の人生と絶望が描かれる。果たして、2人が最後に下した決断とは?当プログラムの中でも、自殺という社会問題をテーマとした異色作。学校や市販の教材ではありえない大人向けのコンテンツです。人間の心がじっくり描かれる展開と、エンディングに思わず聞きいってしまうことでしょう。

THE NIGHT OF MALICE

THE NIGHT OF MALICE

"It's perfect for... our tenth annversary." - Alan

Suspense

[Level 1]

STORY

アランとミランダ。結婚10周年を迎えた夫婦は、この大切な記念日を美しい満月の下、洋上で迎えていた。上流階級出身のミランダとの身分を越えた愛を成就させたアラン、2人は誰もがうらやむカップルであった。しかし、それはもはや過去のこと…。今晩、アランは妻を殺す。アランにとってミランダとの結婚はもはや何の意味も持たなかった。計画は緻密に練られ、完全だった。ヨットでたった2人きりで過ごす結婚記念日、アランが提案すると、妻は何も疑う様子もなく、嬉しそうに微笑んだ。すでにヨットはミランダの父が所有する海岸の別荘から、数十マイルも離れた太平洋の上に揺れていた。完全犯罪は目前。あとは、もう簡単だ。さようならミランダ…。船内のテーブルには、計画通り2つのワイングラスが置かれていた。後は、妻に毒の入ったワインを勧めるだけなのだ。